千曲川のスケッチを読んで・・・

小諸時代の藤村像

小山周次(明治18-昭和42)は、小諸義塾に学びました。義塾で図画の教師だった、丸山晩霞に師事して、絵画の道を志して、後年日本を代表する水彩画家の一人となりました。藤村の住まいや、義塾建物等多くの作品が残っていますが、この、藤村の絵も彼が描いています。藤村は、とてもお髭がお似合いの紳士だったようですね。

さて、この絵ですが、小諸市教育委員会が小諸の小学校や中学校の生徒の副読本として平成10年に発刊された冊子の表紙を飾ったものです。勿論、絵は小山周次によるものです。

冊子の内容は散文編と詩編に分かれていて、「千曲川のスケッチ」からIVYが朗読した少年の群、麦畠、学生の家、古城の初夏も収められております。

表紙を開くと残雪の浅間山を背景に千曲川の清流がダイナミックに撮られているカラー写真が目に止りました。この風景は、小諸市内からは撮れないでしょう。前掛山も、小諸から見る姿とは違います。IVYも、このアングルで撮ってみようと思います。

「千曲川のスケッチ」をページ数にして35ページを今夜、読み終えたところです。いよいよ町のシーンが登場してきます。そして季節も初夏から盛夏へ。小諸伝統の「祇園祭」も藤村には、どのように写ったのでしょうか。なんと「祭の前夜」から始まり「十三日の祇園」、と続き「後の祭」とご丁寧に「落ち」までつくほど詳細に祭りをスケッチしています。これからの展開が愉しみです。

朗読ブログ「IVYおじさんのpodcast」に古城の初夏をUPしました。
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