映画か小説か・・・・オリエント急行の殺人

映画か小説か・・・

4月8日(水)快晴、やっと春らしい陽気となる。

アガサ・クリスティー原作の映画「オリエント急行殺人事件」を途中まで観てテレビのスイッチを切った。

テレビで映画を観る前に原作を読んで、テレビ指定席についたが、ポアロ役のアルバート・フィニーの台詞の声に失望し、ついていけなくなる。二時間ばかり観ていたが、残り一時間か、漸く結末も見えてきたのでテレビを消した。

映画は1932年アメリカ合衆国で起こった誘拐殺人事件「リンドバーグ愛児誘拐事件」の様子がモノクロ映像で映し出されるところから始まった。これは実際に起きた事件で、
クリスティは、飛行家リンドバーグの息子が誘拐され、殺された事件(リンドバーグ愛児誘拐事件)にインスパイア(霊感を与える、人に勇気を与える)されて、この物語を書いたと言われている。

映画の序章は、あの豪華国際列車「オリエント急行」がイスタンブールからパリに向けて発車する。小説の解説に「エキゾチックでレトロでサスペンスフル」と本の魅力を要約しているが、確かに映像は、その魅力を余すことなく描写していた。

それよりも、冬の寒い時季に寝台個室が予約で満室になった理由などが、ポアロの推理により、明らかにされるに至っては、ドキドキ、ハラハラの連続だ。

雪のため立ち往生した列車の個室の中で金持ちの紳士が体に12箇所も刺されて殺される。たまたまこの列車に乗り合わせたホアロの登場となるのだが。小説の終章で、12人の乗客が、全て何らかの形で、リンドバーグ愛児誘拐事件の被害者宅と関係があったことに設定にした原作者クリスティーは流石に凄い。


リンドバーグ愛児誘拐事件の首謀者は大金を使って死刑を逃れた。この大金持ちの紳士をオリエント急行に乗せて、被害者宅に関係があった12人が、一人一刺し・・・・・と恨みを晴らす。映画では、このシーンがあったようだが、私はテレビのスイッチを切ってしまったので、小説でしか読んでいない。

映画は観た。今度は、もう一度、小説を読み返してみよう。
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