大人の修学旅行で秋の奈良へ〜奈良のおもてなし

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奈良のお寺巡りの初日の夜の出来事でした。

その日はお昼頃にJR奈良駅に到着し、そのまま奈良公園の奈良国立博物館で開催されている「正倉院展」へ。

50年ぶりの奈良でしたが、奈良公園は、何も変わっていませんでした。

古都とは、そういうものなんですね。

寿司弁当を買い求め公園のベンチで食べていると、鹿が寄ってきて、思うようにたべられません。

これも昔と同じ光景です。

「正倉院展」を観て、「大仏館」を観て、外に出たら辺りは暗くなっていました。

雨が降り出してきて、急ぎ足でバス停に向かいましたが、来た時に降りたバス停の反対側を探したのですが、わからない。

そこへ若い女性の二人ずれが話しかけてきた。

「奈良駅へ行かれるのですか、私たちもバスに乗りますのでバス停までご一緒にどうぞ」。

しかし、若い女性は「私たち歩きますから」とバスには乗車しなかった。

どうやらバス停まで老夫婦を道案内していてくださったのだ。ご親切にも。

JR奈良駅行きのバスに乗ってから「今夜の夕食のことをカミさんと話していた」。

奈良の街を散策しながらお目当ての食事処もチェックしておいたし、奈良ならではのグルメも食してみたい。

バスから降りて盛り場へ歩きは始めた時だった。

 

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後ろから突然「お夕食のお店をお探しですか」とご婦人から声をかけられる。「はい、そうなんですよ」。

「バスの中で、お話されておられたので・・・・」。

駅近くにお住まいで、通勤でバスを利用しているので、駅前近くのことにはお詳しいらしい。

いろいろ教えていただき、恐縮しながら歩きだしたら、駅ビルにあるスーパーは、いつも会社帰りに買い物をするので、よろしかったら駅ビルの店舗をご案内しますと言ってくださるので、歩き始める。

 

最近、完成した駅ビルは古都「奈良」の雰囲気をイメージしたコンコースや店舗は和風の雰囲気が漂う。

私も食したこともありますがと「奈良名産の一つでもある葛」のお店に行く。

葛を使った和菓子、葛湯、葛どんぶり、などなど、を見ながら説明してくださる。

土産品も、いろいろあって楽しい。

ご婦人とは、ここで別れて店舗を見て回るが、結局、またここに出てきてしまった。

二人共、飲まないので柔らかそうな「葛どんぶり」に決めた。

店内に入って「葛どんぶり」について店の子に聴くと、これまた丁寧に説明してくれた。

 

奈良に来て、こんなにも、親切にしてもらうとは思ってもみなかった。

一つ考えられるのは、二人が老夫婦で遠くから、わざわざ奈良にまで観光で来て、慣れない土地で、迷っているのが映ったのか。

これ「正解」だな。本当にそうだもの。早く宿に行って風呂に飛び込むとするか。

「土産」は、また明日。

 

大人の修学旅行で秋の奈良へ その五 奈良のおもてなし

 

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