ポアロ登場

ポアロ登場

A・クリスティーのミステリーを初めて読んだ。
何も知らないで「ブラック・コーヒー」というタイトルに釣られて。
お味の方は「ほろ苦かった」。

同時に買い求めた「カーテン」を次に読むつもりだったが。
「もったいない」と助言していただく。
では何を読めばいいのか尋ねたらメジャーなものを。
つまり、人気があって、アガサフアンから圧倒的な支持を得た本という。
例えば「オリエント急行殺人事件」とか。

迷ったが短編集「ポアロ登場」を選んでみた。
14本の短編。
名探偵エルキュール・ポアロが、よき相棒のヘイスティングズとともに14の謎に挑む。二人の素顔を少し詳しく観察してみるのも面白いかな。

この早川文庫。活字が大きく、行間も、とってあって読みやすい。
今夜は「西洋の星 盗難事件」50ページか。一晩に読む量としては、ちょうどよい長さ。さて今夜のポアロさんは・・・・・。

A・クリスティーの淹れたブラックコーヒーの味は・・・?

ミステリー

A・クリイティーの「ブラック・コーヒー」を読んだ。
外国物のミステリーを文庫本といえども一冊を読破したとはIVYとしては快挙だ。大袈裟なことをと思うかも知れないが、本は好きでも、どんな本でも最後まで読まないうちに次の本に手を出しているから。

最近まともに読んだ本といえば井上 靖の「風林火山」。あれは面白くて一気に読んでしまった。

IVY世代の男性なら司馬遼太郎や池波正太郎、山本一力、浅田次郎、藤沢周平などを好んで読むだろうが、買うことは買うが、一人の作家にのめりこむほど熱を入れて読むことは、これまでなかった。

それが、ひょんなことからA・クリスティーのミステリーを、この歳になってから何故読む気になったのか。これまで、IVYの趣味といえば、デジカメ、絵手紙、水彩イラストと愉しんできているが、何か一つの世界に没頭してみたくなった。これから先の余った時間は早川書房のクリスティー全集100冊読破に挑戦することにした。果たして何年かかるか。

クリスティーの予備知識ゼロでスタートしてしまったが、最初に読んだのが「ブラック・コーヒー」。灰色の脳細胞と異名をとる「名探偵ポアロ」シリーズの最後に位置する本だったとは知らないで読んでしまう。

それも本来は戯曲として書かれたものをチャールズ・オズボーンという人が小説版として書かれたものを読む。

エルキュール・ポアロは、こじんまりとした、しかしなかなか居心地のいいマンションで朝食を取っていた。 ここから物語は始まる。そして従僕のジョージにホットチョコレートのお代わりを所望していた。名探偵ポアロは、どんな人物なのか、几帳面でお洒落な中年男らしい。そのポアロに仕事が舞い込む。依頼者の名はエイモリー、サー・クロード。そして友人のヘイスティングズ大尉に電話をかける。

登場人物は少ないが、当然のことながら全てカタカナの名前に、早くも、誰のことを書いているのか、表紙の扉に、その人物一覧表が親切に載っているので参照しながら読み進む。

元々、戯曲なので場所の移動はない。舞台はロンドンの南東25マイルばかりの田舎町。依頼主のサー・クロード・エイモリーの屋敷だ。

物語は情景描写を含め登場する人物の「台詞」の、やりとりが続く。なんか、まどろっこしい。

ミステリーは、何時読むのが理想か。寝る前だ。ベッドに潜り込みスタンドの灯りで読むうちに寝ていた。これが一週間ほど続いて読み終えた。いや、これでも昼間は、なんだかんだと忙しい。夜しか読む時間はない。

今回は毒殺だが、恐怖感はなく、殺意の背景も、カラッとしていて、犯人探しも、ゲームをしているようなもの。ポアロの心理的な誘導尋問が面白く読める。

A・クリスティーの最初のミステリーの味は「ほろ苦く」これから先も愉しく読めるかどうか、まだ、わからない。

次のミステリーは、「カーテン」を読むのはやめて、少しポアロのことを知ろうと思い短編集「ポアロ登場」を読むことにした。

初めて読んだアガサ・クリスティーのミステリー

ミステリー「ブラック・コーヒー」

昨年の暮れにミステリーの女王A・クリスティー原作の名探偵ポアロが活躍するテレビドラマを四本観た。NHKでは、過去にアニメだったがポアロを里見浩太郎、ミス・マープルが八千草薫の吹き替えで放映されたのを覚えている。映画では、イングリッド・バーグマンがアカデミー助演女優賞を受賞したヒット作「オリエント急行殺人事件」を観ている。

映画やテレビで映し出される、いかにもイギリスらしいクラシックな雰囲気が好きで、いつか原作本も読んでみたいと思っていた。

ミステリーと言えば早川書房だ。
ネットで検索したら文庫本より少し縦長サイズのペーパーバックで「アガサ・クリスティー全集」が既に発売になっていたのを知る。なんと100冊も。
この膨大な数の小説。いったい、どの本から読んでいくべきか。クリスティーについての予備知識はゼロ。タイトル一覧を眺めて二冊の本を選んだ。
「ブラック・コーヒー」と「カーテン」。
どちらを先に読むか迷ったがページ数の少ない「ブラック・コーヒー」から読み始めた。「アガサ・クリスティー百科事典」によれば、長編でもなく短編でもなく「戯曲」の分類に入っていた。しかも買い求めた本は「小説版」の方だった。

クリスティーが1920年に初めて書いたミステリー「スタイルズ荘の怪事件」。ここに名探偵「エルキュール・ポアロ」が、「灰色の脳細胞」で登場する。

書いた年代順に読むのなら「スタイルズ荘の怪事件」だろうが、そんなことも知らないで「ブラック・コーヒー」を昨夜、読み終えた。

次は「カーテン」と思っていたが、ご親切にもコメントを頂戴した。その訳がわかった。つまり「カーテン」は、ポアロ最後の事件として登場するとのこと。書かれたのは1975年ということだから55年後のポアロを一気に読む計算になるが、これも面白い読み方なのか。既に事情も知らないで本を買ってしまったので明日から「カーテン」を読むことにする。

で、「ブラック・コーヒー」の感想は?

この続きは明日また。

PS

新しく「アガサ・クリスティーの100冊の読書計画」をカテゴリーを追加しました。

そして早速クリスティー関連のブログを探しました。

ちりりん
http://blog.livedoor.jp/chilirin830/

ほんやさんの穴
http://osagebook.exblog.jp/

凄いサイトです。ブログの世界にもクリスティーの大フアンがおられるのですね。